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Hymmnos Chronicle ~世界を最も愛した少女たちの詩~

SPECIAL

「ヒュムノスクロニクル」に収録された、9つの詩に込められた詩の想い、詩の効果などについて、詳しくご紹介します。

”詩の想い”とは

「アルトネリコ」シリーズにおける”詩魔法(ヒュムノス)”には、すべて、謳い手の「想い」──誰かを助けたい、傷を癒やしたい、この戦いに勝ちたい、といった──詩の源となる感情が存在する。 この「想い」は、結晶に封じ込めておくことができ、謳い手がそこに保存された「想い」を読み取ることで、既定の効果を持った詩魔法を使うことができる。 いわば、詩魔法の「設計図」である。
同じ”詩の想い”から紡がれた詩は、効果は同じでも、奏でられる旋律は、謳い手によって大きく異なる。
たとえば、Tr.3~Tr.5は、「アルトネリコ2」でルカとクローシェが謳った詩と「想い」は同じだが、ネネシャとインフェルそれぞれの個性、そして当時、彼女たちを取り巻いていた様々な要因によって、全く違った表情を見せている。

「ヒュムノスクロニクル」の制作にあたっては、その”詩の想い”の全容が明らかになっていない詩も多くありました。
すべての詩は「想い」からなる、という原則に則り、未詳の詩については、その詩の”想いの作成”から着手しています。
それらの想いから、どのような詩が紡がれたのか? ブックレットに掲載の歌詞とあわせてお楽しみください。

※詩の想い、詩の効果など、記載内容には、「ヒュムノスクロニクル」における独自解釈が含まれます。

Tr1. 星謳祭 ~Stelliarythm~

この詩の想い

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解説

「Stelliarythm」で「ステリアリズム」と読みます。

星謳祭はソル・シエール地方に伝わる神話のひとつであり、ハーヴェスターシャよりも更に昔の物語です。
遥か神代の時代を舞台に、神から様々な力を与えられた「地上に降りた最初の生命たち」が登場し、皆で協力することで世界を善くして行けることを語っています。

その「地上に降りた最初の生命たち」の中で、他の人々に希望を与える為に「神の歌声」を授かって降りた三姉妹を、エレミア三謳神と言います。
名をエオリア、フレリア、ティリアといい、ソル・クラスタ地方では、飛翔天(ヒショウテン)、碧珠天(ヘキジュテン)、海淼天(カイビョウテン)と呼ばれています。
謳うだけで大地を作り、人を癒し、そして炎を飛ばしたという伝説があります。

OPトラックであるこの曲は、塔を介した魔法的な力を持つヒュムノスエクストラクトではなく、Stelliarythmという神話をモチーフにしたイメージソングです。
詩の想いは、そのモチーフとなった神話という設定で書き下ろされました。ソル・シエール的な性善説思想で描かれた、愛が未来を良い方向に導いていくという、希望に満ちた物語となっています。

Tr2. EXEC_METAFALICA/. #Nenesya extracting

解説

EXEC_METAFALICA/.とは、ターゲットとなるレーヴァテイルの中核三角環(第三世代の場合はNEE)にコンダクターレンズからビームを照射し、大地の心臓に変態させる詩です。
この曲単体では、大地の心臓を形成するための導力も、中に入れるための想いも用意できないため、謳い手の肉体に死を齎し、その魂の潜在的なビジョンを魔大陸として具現化する詩となっています。

歴史上、ネネシャによって単独でEXEC_METAFALICA/.が謳われたことはありませんでした。
Hymmnos Chronicleでは「もしネネシャが謳っていたとしたらどのような表現になるか」という仮定のもと、ネネシャのイメージソングとして収録されており、その旋律や歌詞がTr4に引用されています。

ネネシャのメタファリカは、ラプランカ伝承への、特に苗に寄り添うラプランカへの強い没入が特徴となっています。

Tr3. METHOD_METAFALICA/. #Infel extracting

解説

METHOD_METAFALICA/.とは、EXEC_METAFALICA/.の運用に足りない導力を補い、大地の心臓の意志となる高レベルの精神体を作るための詩です。
そのどちらも、I.P.D.たちのコスモスフィアを一時的に統合することで達成されます。
このヒュムノスを単独で謳う際には、Eスポットを開放し、澪の御子の心をI.P.D.たちに直接見せることが可能です。

歴史上、インフェルによって単独でMETHOD_METAFALICA/.が謳われたことはありませんでした。
Hymmnos Chronicleでは「もしインフェルが謳っていたとしたらどのような表現になるか」という仮定のもと、インフェルのイメージソングとして収録されており、その旋律や歌詞がTr4に引用されています。

インフェルのメタファリカは、マオの抱くラプランカへの想いに焦点を当てていることが特徴となっています。

Tr4. EXEC_with.METHOD_METAFALICA/. ~at A.D.3310~

解説

EXEC_with.METHOD_METAFALICA/.とは、大地の心臓を形成するEXEC_METAFALICA/.と、想いを集積し導力を転送するMETHOD_METAFALICA/.を同時に詠唱することで、大陸を創造する詩です。
荒れ果てた世界メタ・ファルス──そこに暮らす明日をも知れぬ人々を救うことのできる、唯一の冀望の詩。それこそが、このメタファリカなのです。

Hymmnos Chronicleに収録されているEXEC_with.METHOD_METAFALICA/. ~at A.D.3310~は、完成したメタファリカ理論を試験するために謳われました。インフェルとネネシャが初めて二人で紡いだヒュムノスです。
テストには小規模なインフェルピラのレプリカが用いられ、十名の協力者となるI.P.D.が参加。規模こそ小さいものの、本番のメタファリカと同じ条件下で実験は行われました。結果、メタファリカαと呼ばれる大地の心臓が生成され、この大地の心臓はみくりの森を生み出しました。
この試みは偉大なるメタファリカ実現への第一歩となったのです。
ラプランカ伝承において、ラプランカの与えた最初の一しずくが後の大樹を育てたように……

ですが現実において、聖女の背に民衆が続くことはありませんでした。
メタファリカαの成功を受けて行われた、3313年のEXEC_with.METHOD_METAFALICA/. 。
インフェルは人々から強い拒絶を受け、最後まで彼女に寄り添ったネネシャは、メタファリカの失敗から神を守ろうとする神の使者によって殺害されました。

Tr5. METHOD_MESSELA/.

この詩の想い

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特殊単語解説

MESSELAの歌詞で使用した、新約パスタリエ名詞の語頭に想母音が付属する形式の単語の対応訳を掲載します。

A系列はヒュムノサーバーで解説されたとおりの翻訳で問題ありませんが、LYAsiannなどと同様に、歌い手のセンスで意訳されています。

Asiann:私の光、焔の想い
LYOceku:軍、尖兵
LYOlyuma:将、指揮官
LYIsphaela:滅ぶべき世界
LYUkouf:臭い息
LYIarhou:禁忌の匣、モードメッセラ
Oraudl:醜い自分
Araudl:なりたい自分
LYOsiance:戦場
Agral:私(インフェル)の全て、理論
Nqejyu:愚民、無能
LYAeje:私達の心、総意
Aceku:私の同胞、臣下

解説

METHOD_MESSELA/.とは、「緊急時」において、インフェルピラをメッセラ(強制統制)モードに移行させる制御詩です。
I.P.D.の境界門を一方通行に開くことで、意識共有なしにすべてのI.P.D.に共通認識を持たせることが可能で、I.P.D.たちは本人の意志とは無関係に、行動をクイーンに支配されてしまいます。そのあまりにも非人道的な設計から、禁忌のヒュムノスとして封印されていました。
Hymmnos Chronicleでは、メタファリカの失敗でネネシャを失ったインフェルが、神と民衆への復讐のためにメッセラを使用したと仮定しています。

メッセラにて想定されていた「緊急時」とは、焔の御子に危害が加えられる、あるいはその懸念がある場合にこれを護衛する、という状況です。
メタファリカの詠唱に不可欠な焔の御子に危害が加えられる状況というのは、澪の御子、そしてメタ・ファルスにとって緊急的な状態であると言えます。
しかし、同様に軍事的な側面を持つレプレキアの使用に際してI.P.D.の自主的な協力が必要とするのに対し、メッセラは強制的統制の形を取るという違いがあります。仮に目的通りに敵勢力を排除できても、その後のI.P.D.からの不信感の爆発は逃れられません。
ゆえに、詩の想いにはそういった「使えば取り返しのつかないことになる」という警鐘と、「仮に目的を達成しても代償として多くのものを失う」というメッセージが「禁忌の匣」というテーマを軸に編み込まれています。
具体的には、幼馴染の侵入を報せた村人を「反逆者(侵略者)」、幼馴染を処刑しようとしている神官らを「武力的脅威」、そして消滅した人々の存在を「信頼」とし、目的と代償の関係としています。
最後のシーンで震えていた幼馴染は、「村人が消え去ったことに対しては勿論、それを実行してみせたその禍々しき少女にこそ震えていたのだ」という読み方ができることを暗に示し、「仮に全ての目的を果たし、その代償までをも受け入れても、最後には真に助けたかった存在から恐怖されてしまう」という悲劇性を強く含ませることで、より「使ってはならない」というメッセージ性を強く感じさせるものとなっています。
言い換えるなら、「臣下のI.P.D.らや人々に非難されるどころか、救出した対象からの信頼をも失いかねないほどに、メッセラとは非人道的な手段である」という意識が、当時の技術者倫理の下に共有されていたということです。

開けてはならないとされる禁忌の匣、それは代償を求める恐ろしい希望です。ですが、すでに救いたいと願う存在を失っていた少女に失うものはありませんでした。そして少女は、躊躇うことなくその匣に手をかけたのです。

Tr6. EXEC_VISIONDANCE_SOCKET/.

この詩の想い

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アルファ律解説

フレリアが第二塔を紡ぐにあたって多くのアルファ律を用いたとの記述から、一部の単語をフレリア属アルファ律と仮定した創作単語に置き換え、歌詞カードにおいて緑の文字色で表記しました。
訳は以下の通りです。

nanarta(ナナルタ / 踊る) ← glanza
arka(アルカ / 大樹) ← varda
pranta(プランタ / 頂き) ← glasden

それぞれの単語はサンスクリット語を元に、mekemeke ponを紡いだフレリアのセンスに近い、語感の柔らかいものを選びました。
サンスクリットにおいて、nanartaは「踊る」を、arkaは「太陽、アーク(樹木の名前)」を、prantaは「先端、頂点」をそれぞれ意味しています。
加えて、arkaに関しては、理想郷を意味する「Arkadia(Arcadia)」という言葉を、arka Dia(神の大樹)にかけています。

解説

EXEC_VISIONDANCE_SOCKET/.とは、神の製図器と呼ばれる4本の巨大なリングと、導体D波を照射するコンダクターレンズを操作するためのヒュムノスです。
第二塔のオリジンであるフレリアが、衛星軌道上のソル・マルタにおいてたったひとりで謳いました。神の製図器を用いて図面を引き、コンダクターレンズから導体D波をぶつけることで空気のスペクトルを金属のものへと変え、図面通りに塔を建造していきます。
ソル・マルタのなかでフレリアが謳いながら踊ると、その妖精のような華麗な舞いに合わせて、コンダクター・ヴィジョン(リム)を基準に3本のドラフター・ヴィジョンが回転していき、図面と寸分の狂いもなく、中空に「塔」を形成します。華麗なリングの動きを見た当時の人々は、それを「天界妖精の舞」と称えたそうです。

Tr7. EXEC_PAJA_FYUSION/.

この詩の想い

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解説

元となったEXEC_PAJA/.は、失敗した詩魔法を打ち消すためのデバッガー的なヒュムノスです。
EXEC_PAJA_FYUSION/.は、謳い手であるイリューシャの強い想いによってヒュムノフュージョンを引き起こし、古メタファルス律で強化されたヒュムノスです。
パスタリア奪還戦の際にイリューシャは、少しでもネオ・エレミアのレーヴァテイルを妨害できれば……と、詩魔法の攪乱を目的として詠唱を開始しました。
ですが、ネオ・エレミアの圧倒的な波動科学力の前にメタ・ファルス側の被害は増大、熾烈を極める戦闘の中でイリューシャはヒュムノフュージョンを起こしました。
上書きされたPAJAでは対象範囲が敵味方の全体に拡大され、効果も検疫から削除へと変化、視界内のすべての詩魔法システムを利用した現象が沈黙しました。
これによってネオ・エレミア側の率いるクリーチャーは全て消滅し、パスタリアはメタ・ファルス人の手によって奪還されたのです。

今回掲載するEXEC_PAJA_FYUSION/.詩の想いは、PAJAのヒュムネクリスタルに封じられていたものとして紡がれています。
すなわち、原作のオリカとミシャのPAJAは、想いをダウンロードした際、感性の違いによってそれぞれ独自の展開をされたものであり、クリスタルの中には、その大元となる想いがあった、と仮定しています。
そのため、詩の想いの段階では、まだフュージョンは起こっていません。

Tr8. EXEC_SEED/.

この詩の想い

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改造前の詩の想い

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解説

EXEC_SEED/.は、第三塔のムーシェリエルという施設の制御詩です。
このSEEDは、惑星再生の中核を担うヒュムノスでありながら、世界終焉の引き金を弾いたヒュムノスでもあります。

ムーシェリエルは惑星に移植するための大地の心臓を作る施設でした。
しかし、大地の心臓の安全な製造法も確立しておらず、生成に必要なエネルギーも用意できなかったため、稼動は見送られていました。
15年後、第三塔の建設は途中で停止しており、このままでは惑星を再生できず、世界が滅びるのを待つのみとなりました。
焦った研究者達は、元々あったEXEC_SEED/.(大地の心臓にシードとなる惑星のH波を一本誘導する神降ろしのヒュムノス)を改造して運用することにしました。

新たなムーシェリエルの運用法は、

1.瀕死の惑星から導体H波を吸収する。エネルギーは第三塔の建設と、大地の心臓の生成に充てる。
2.EXEC_SEED/.の謳い手の中核三角環をターゲットとし、大地の心臓を生成する。
3.出来上がった大地の心臓に星の意志を誘導し、星との通訳に用いる

という大掛かりなものでした。
予定通りEXEC_SEED/.は美星というレーヴァテイルによって謳われ、一年かけて星の導体H波を吸いあげてティリアの塔を完成間近まで持っていき、また美星は大地の心臓へと変態を遂げました。
しかしそれが世界終焉の引き金となったのです。

大地の心臓の生成に必要とする莫大な導体H波を吸い上げられた惑星は死に瀕して、自らを守るために新たな意志を生み出しました。それが抗体頭脳アル・ルゥです。
アル・ルゥは第三段階に入ったSEEDの発する呼びかけに引き寄せられ、大地の心臓と化した美星の精神世界に接触・参照しました。
アル・ルゥは美星の内で見出した純粋な希望に応え、美星もまたアル・ルゥを受け入れました。

突然の静寂。その後に、ムーシェリエルに浮かぶ大地の心臓から夥しい数の抗体が発生しました。
抗体は塔中にちらばり、人間という人間を殺しつくしました。
抗体爆発が落ち着いた後、生き残った者がムーシェリエルを訪れたところ、そこにあった大地の心臓は失われていました。
その後第三塔では、美星は死亡したものとして扱われています。

こちらで掲載する詩の想いは二種類。
一つは旧SEEDのものであり、稲の実りを願って稲魂を招くように、大地の心臓に詩神スズノミアを招聘する祝詞となっています。
古い時代のヒュムノスですので、METEMPSYCHOSISと同様に星巡りの神話を意識した内容です。
もう一つの物語仕立ての方は新SEEDのもので、位置付けとしては、クロガネが趣味で執筆していたという物語「dhezeall」の二次創作となっています。
クロガネラボの研究員たちにしてみれば、現在すでにそこに存在しているティリアの塔に、当初とは全然目的が異なるムーシェリエルを「付け足す」ことになりますので、リバーシアプロトコルとの親和性を考慮した設計とし、より安全確実にしたいという意図があったはずです。
この中で、美星の精神世界に接触したアル・ルゥは、美星の中にダウンロードされていたこの詩の想いの筋書きを不服とし、本来ある詩の結末を塗り替えてしまうことで、世界の結末を自分の望む筋書きで更新しようとしています。
前半の結末が掻き消されるようにして続く後半の詩の想いには、そういったアル・ルゥの、惑星アルシエルの意志の一柱として星を想う心がこめられています。彼女の善なる願い、それは母なる星を汚し破壊する”人間”という種の絶滅を意味します。

Tr9. EXEC_CHRONICLE=KEY/. #Lyune extracting

解説

EXEC_CHRONICLE=KEY/.とは、最強のレーヴァテイル・ミュールの精神体をバインドするためのヒュムノスです。
星詠と呼ばれるレーヴァテイルがクレセントクロニクルで謳い続けることで効果を発揮します。
このヒュムノスは、当時、ミュールに次いで性能が高かったレーヴァテイル・リューンによって紡がれました。
人類の絶対的味方であるシュレリアと、レーヴァテイルの絶対的味方であるミュール、その両者を守るためにタスティエーラと共同で封印が為されました。

歌詞カードのヒュムノス語に和訳文がないのは仕様となっています。
このヒュムノスは人類とレーヴァテイルの双方に向けて謳われたので、分かるところだけでいい、感じ取って欲しいというのがリューンの想いです。
正解はありません。人の数だけアプローチはあると思いますが、音や言葉から得られたご自身の解釈を大切にしてください。

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